さんま寿司の発祥の地は、熊野市!
紀州地方では、あらゆる所でさんま寿司が作られていますが、
歴史的に代々伝えられている場所は、熊野市だけかな?
弓引き神事(1月10日)
奥有馬、口有馬の当屋から各一人ずつ選ばれた弓引きは宵宮の日、花の窟神社前の浜で身を清めた後、参籠殿にこもり一夜を過ごす。当日の朝は、産田川で身を清め、午前9時過ぎから行われる祭典が終了するまで、再び参籠殿にこもっている。式典が終ると弓引き神事が始まる。まず的に向って交互に2回矢を射る。次に4回ずつ矢を射って腕を競うのである。
また十一月十五日には厄よけの祭りを行う。産田神社の祭礼で特に注目されることは、直会のときに「ホウハン」と呼ばれる膳をいただくことである。
こちらの「ホウハン」膳にさんま寿司があります
~「ホウハン」の献立~
●汁かけ飯一碗
…米飯に白味噌を使った味噌汁をかけた汁かけご飯一碗
●骨付のさんまずし
…さんまを腹開きにし、骨をのこしたまま握ったすし
●アカイ(赤和え)
…生魚を細かく切ったものに唐辛子だけであえ、二切か 四切を皿にのせた「アカイ」と呼ばれる料理
「ホウハン」をいただくと厄落としができるとか、左利きがなおるなどといわれる。
さんま寿司保存会の皆様が、産田神社様にさんま寿司奉納しましたよ
勿論、さんま寿司を入れる木箱は。上古代折箱店が奉納しました
木箱・折箱
上古代折箱店